海外FXの始め方

海外FXのメリットは?国内FXと比較した違いを初心者向けに解説!

海外のFXを使うほうが国内FXよりも効率的に稼ぐことができるので魅力的です。

しかし、一方で、英語が苦手だからとか、
出金拒否などの詐欺被害もあるので心配だという声も聞きます。

さまざまな疑問や不安を抱えて海外業者を使うことに
二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、注意すべきポイントをしっかり押さえておけば、
海外FX会社でも安心して取引ができます。

この記事では、以下について解説していきます。

  • 国内FXと海外FXの違い
  • 海外FXを使うメリットとデメリット
  • 海外FXを選ぶ時のポイント

この記事を読めば、
海外FX会社を選ぶ基準がわかるようになるので、ぜひ最後までご覧くださいね。

国内FXと海外FXの違いは?

そもそも国内FXと海外FXにはどのような違いがあるのでしょうか。

「ハイレバレッジ」や「ボーナス」などの
サービス面での大きな違いもいくつかありますが、

最も大きな違いは、

日本の金融庁が管理しているかどうか

という点です。

海外FXを始める前には、法律的な位置付けをしっかりと理解しておく必要があります。

国内FXと海外FXの一番大きな違いは、日本金融庁の管理の有無

国内FXとは?

『国内FX』とは、日本国内に本店・支店を構えてFXサービスを提供している業者のことです。

国内に拠点があるFX会社だけでなく、
英国を拠点とするIGグループの日本法人であるIG証券や、
デンマークのコペンハーゲンを拠点とするサクソバンクの日本法人であるサクソバンク証券なども含まれます。

国内の金融業者は、金融庁へ金融商品取引業者としての登録が義務付けられており、
登録を受けていなければ営業することができません。

国内業者は、金融庁への登録が義務づけられている

つまり、国内FX業者は一定の信用があり、
かつ日本の法律に従っていることになります。

国内FXが受ける主な規制3つ

国内FX業者は金融庁の規制を受けますが、その主な規則には次の3つが挙げられます。

 

レバレッジ規制・・・個人投資家は最大25倍まで
ロスカットルール・・・一定基準まで損失が達すると強制ロスカット
信託保全・・・万が一倒産した時でも顧客の資金は全額保証

国内FX会社の場合は、
どこを選んでも上記3つが守られるので安心して取引することができます。

海外FXとは?

『海外FX』は、海外に本社・支店があり、サービスを提供している業者です。

日本に拠点を持たないため、日本の法律の管轄外となります。

つまり、海外FXは拠点となる国の法律に従い、
その国の金融ライセンスで営業しているのです。

海外FXの金融ライセンス

まず、比較的審査が厳しく、
安全性が高い海外FXの金融ライセンスには次の5つが挙げられます。

  • 金融行為規制機構(イギリス)・・・FCA
  • キプロス証券取引委員会・・・CySEC
  • ニュージーランド金融市場統制局・・・FMA
  • オーストラリア証券投資委員会・・・ASIC
  • ケイマン諸島金融庁・・・CIMA

これ以外にも、

  • 国際金融サービス委員会(ベリーズ)・・・IFSC
  • イギリス領バージン諸島金融サービス委員会・・・BVIFSC
  • セーシェル金融サービス庁・・・FSA
  • セントビンセント・グラナディーン金融庁・・・SVGFSA

などがありますが、こちらは比較的規制が緩やかなので注意も必要です。

海外FXのメリット

海外FXの主なメリットには以下のものが挙げられます。

海外FXの主なメリット

  1. レバレッジ規制がなく、ハイレバレッジで取引できる
  2. ゼロカットシステムが採用されている
  3. 透明性の高いNDD取引システムで取引できる
  4. 口座開設や入金でボーナスがもらえる
  5. 高性能のMT4MT5が使える
  6. 利益が少額なら節税可能!
  7. 取り扱っている商品が多彩!

それでは解説していきます。

レバレッジ規制がなく、ハイレバレッジで取引できる

海外FXの最大のメリットは、レバレッジの規制がないことです。
国内FXでは、個人口座は最大で25倍までのレバレッジ規制があります。

海外FXは金融庁への登録がないので、
その規制の適用外となり、ハイレバレッジでの取引が可能になります。

たとえば、資金10万円でレバレッジを100倍かけて取引すれば1000万円相当の取引が可能になるのです。
レバレッジを上げればその分リスクも高まりますが、
大きな利益を上げる可能性も高くなります。

ゼロカットシステムが採用されている

2015年のスイスショックのように、
相場が急変動した時に強制ロスカットが間に合わない場合があります。

その場合
口座残高がマイナスとなれば、追証がします。

海外FXの場合、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになっても、
そのマイナス分をFX会社が負担してくれるので、追証がかかりません。

そのため、投資家は入金した資金以上の損失を被ることがないので
思い切ったポジション保有もできるのです。

透明性の高いNDD取引システムで取引できる

海外FXでは
ディーラーの介入なく注文を約定させる
NDD取引システムを採用しているので、
透明性の高い取引ができます。

つまり、業者側で約定拒否などの不正操作はできない利点があります。

口座開設や入金でボーナスがもらえる

国内のFX会社でも一定額の入金や一定以上の取引量でキャッシュバックボーナスがもらえますが、
海外のFX会社では
キャッシュバック率が日本のFX会社に比べると非常に高い傾向
にあります。

また、海外FX会社によっては入金不要でボーナスをもらえる業者もあるので、自己資金ゼロでも取引を始めることができます。

高機能のMT4・MT5が使える

国内のFX会社では独自のシステムを採用している業者も多く、
MT4やMT5を使える業者は限られています。

海外のFX会社では、多くのトレーダーが愛用している多彩な
分析機能・自動売買プログラムを搭載したMT4やMT5を使うことができます。

利益が少額なら節税可能!

国内FXでは申告分離課税であるため、
利益の大小にかかわらず、税金は一律20.315%です。

国内FX=申告分離税
税率:一律20.315%

それに対し、海外FXでは総合課税なので、利益によって15~50%と税率が変わってきます。課税所得が195万円以下の場合は15%、195万円以上330万円以下の場合は20%、それ以上の利益は最大50%となります。

海外FX=総合課税
税率:利益により15~50%を変動

つまり、FXの年間利益が330万円以下であれば、総合課税における控除額があることもあり、海外FXのほうが税制面で有利です。

取り扱っている商品が多彩

国内FXに比べ、取り扱っている通貨ペアやCFDの種類が多いので投資対象が広がり、
さまざまな取引やリスクヘッジなどの戦略を立てることができます。

海外FXのデメリット

海外FXの主なデメリットには以下のものが挙げられます。

  1. 日本の金融庁へ登録してない
  2. 利益が増えるほど税金が高くなる
  3. 常にスプレッドが変動
  4. 日本語サポートが十分でない
  5. 出金トラブル

日本の金融庁へ登録していない

日本の金融庁への登録がなく、海外の金融ライセンスで登録しているため、
規制が緩かったり、信託保全を行っていない場合もあります。

そのため、万が一のトラブルが起こった場合には
日本の法律で対処できない場合もあります。

また、国内FXでトラブルが発生した場合は

「証券・金融商品あっせん相談センター」
「金融サービス利用者相談室」
「国民生活センター」

などの相談窓口がありますが、
海外FXにはありません

利益が増えるほど税金が高くなる

前述のとおり、利益が330万円以下であれば税制面での恩恵がありますが、
それ以上の利益になれば税率も高くなります。
年間695万円の利益を超えると税率は33%まで上がり、
900万円を超えると43%になります。

常にスプレッドが変動する

国内FX業者が原則固定スプレッド制を採用しているのに対し、
海外FX業者は変動スプレッド制を採用しています。

そのため、国内FXに比べると広めの設定になっています。
FXの取引ではスプレッドの分だけマイナススタートとなります。

そのため、取引回数の多い短期売買を行う場合には、
利幅を狭く設定すると取引コスト面で不利になります。

日本語サポートが十分でない

日本人や日本語が堪能なスタッフがいれば問題ありませんが、
日本語のサポートができるスタッフがいない海外FX業者もいます。

その場合、意思疎通がうまくいかずに十分なサポートを受けられない可能性もあります。

出金にまつわるトラブル

詐欺の問題もよく取り沙汰されていますが、
詐欺でなくても出金に関するトラブルはよくあります。

それは、海外FX特有のルールがあるからです。
取引開始前に入出金に関する方法についてはしっかりと調べておく必要があります。

安心して取引できる海外FX会社を選ぶ4つのポイント

海外FX業者の中には、
出金拒否や計画倒産、自動売買ソフトの購入にまつわる詐欺などの報告もあります。

こういった詐欺被害にあうことなく、
安心して取引できる海外FX会社を選ぶための4つのポイントをご紹介します。

海外FX会社を選ぶときのポイント
  1. 金融ライセンスを取得しているFX会社を選ぶ
  2. 資産保全がしっかりしているFX会社を選ぶ
  3. 評判や口コミをチェックする
  4. 顧客対応の姿勢を事前にチェックする

金融ライセンスを取得しているFX会社を選ぶ

日本の金融庁へ登録していなくても、
海外の金融監督機関からのライセンスを取得している会社は安全です。

顧客とのトラブルが頻繁に起こっているFX会社は、
管轄の金融監督機関からライセンスのはく奪や罰金などの措置を受けます。

また、資産保全がしっかりとしていない場合は
ライセンス取得の審査が厳しい金融監督機関もあります。

いずれにせよ、
すでにライセンスを取得しているFX会社が詐欺行為を行う可能性は低く、安全です。

金融ライセンスを取得しているかどうかは、各FX会社のWebサイトで確認できます。

安全性を考えるなら、

英国の金融行為監督機構(FCA)
キプロス証券取引委員会(CySEC)

などの
審査基準の厳しい金融監督機関のライセンスを取得しているFX会社を選びましょう。

資産保全がしっかりしているFX会社を選ぶ

いくらスプレッドが狭くても、
倒産してしまった時に自分の資産が保全されないFX会社だったら困ります。

顧客の資産を保全する方法には、
「信託保全」や「投資家補償基金」「投資家補償保険」などがあります。

日本では信託保全が義務付けられていますが、海外では義務付けられていません。

キプロス証券取引委員会(CySEC)では投資家補償基金(ICF)、英国の金融行為監督機構(FCA)では金融サービス補償機構(FSCS)といった政府系機関が一定額まで資産を保全してくれる条件付きの信託保全が主流です。

ICFでは最大2万ユーロ(約250万円)まで、
FSCSでは最大5万ポンド(約650万円)までの資金が補償されています。

各FX会社がどのような施策を講じているかはWebサイトで確認できるので、
事前に調べて安心できるFX会社を選びましょう。

評判や口コミをチェックする

まず、過去に何かトラブルを起こしたことがあるかどうかをチェックする必要があります。

すでに改善されていれば問題はないのですが、
まだ国際的な訴訟を抱えたままの場合もあるからです。

また、大きな問題には発展していなくても、
出金トラブルなどの良くない噂がある場合もあります。

評判や口コミをチェックして、会社の信頼性をチェックしてみましょう

海外のトレーダーがFX会社を評価する
FOREX PEACE ARMYというレビューサイトがあるので参考になるかもしれません。

ただ、口コミサイトは嘘や中傷も混じっているので、
情報を鵜呑みにせず、
あくまでも情報源のひとつとして参考にするべきものとして考えましょう。

顧客対応の姿勢を事前に調べてみる

英語が苦手な人は、日本語対応の良し悪しによって、
取引ツールの使い方やトラブル対応などの問題解決までの時間が変わってきます。

日本語のサポートがメールだけだったり、
スタッフが日本人ではなく日本語が話せる外国人スタッフが対応しているケースもよくあります。

その場合、意図がうまく伝わらずに何度もやり取りしなければならなくなります。

できれば、口座開設前にいろいろとサポートに問い合わせをしてみて、
顧客対応の姿勢や品質を確かめておくほうがいいでしょう。

海外FXを使って新しい一歩を踏み出そう

ここまで海外FXと国内FXの違いについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイント
  • 海外FXと国内FXの最大の違いは日本の金融庁への登録があるかどうかである
  • 海外FXではハイレバレッジで取引できる
  • 海外FXにはゼロカットシステムや高額なボーナスなど、国内FXにはない魅力がある
  • 安心して取引できるFX会社を選ぶ方法について

海外FXはハイレバレッジで取引できたり、ゼロカットシステムがあったり、ボーナスが高額だったりと、国内FXにはない魅力がたくさんあります。投資家が重視する目的によっては、国内FXよりも海外FXが断然有利になり、上手に活用すれば効率的に利益を上げることができます。ただ、海外の企業にお金を預けることになり、その国の法律や税制、細かな取引ルールが異なるので、事前にしっかりと情報収集したうえで利用するべきです。

とはいえ、国内FXで勝てなければ、当然海外FXでも勝てません。まずはしっかりとした知識とスキルを身につけましょう。そのうえで、国内FXと海外FXの投資スタイルを分けて分散投資するなど、積極的な投資戦略を考えましょう。口座開設のボーナスを使って、入金不要でも始められるFX会社を選んで使い勝手を試してみるのもひとつの手段です。ぜひ自分に合った海外FX業者を探して取引を始めてみてください。