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【ここだけ抑えて】海外FXのスプレッド最狭調査!主要5社を比較してみた

スプレッドは、FXトレードをするうえでトレーダー側の負担となる重要な要素となります。
海外FXにおいても、会社ごとにスプレッドの設定は異なります。

この記事では、海外主要FX会社5社のスプレッド実績を比較して紹介します。

スプレッドとは?

そもそもスプレッドとはどんなものでしょうか。

『スプレッド』とは、FXトレードにおいて売り決済をする際の換算レートと買い決済をする際の換算レートとの差のことです。

スプレッドとは?
FXトレードにおいて、売り決済をする際の換算レートと
買い決済をする際の換算レートとの差のこと

FXトレードにおいては、
FX業者が提示するレートに従って売買を行いますが、
買いレートと売りレートには数値の開きがあります

トレーダーから見て、

買いのレート:ASK
売りのレート:BID

とも言います。

FXトレード画面上には、ASKとBIDで表記されることが多い

スプレッドは、実質的にFX会社が得る手数料の意味合いがあります。

トレーダーからしてもスプレッドが狭い方が有利にトレードを進めることができるので、
多くのトレーダーが口座開設をする会社を選択する際に注目している部分です。

国内FX会社と海外FX会社ではスプレッドの仕組みが違う

売りと買いのレート差であるスプレッドは、
FX会社が独自に設定することができます。

スプレッドを設定する仕組みはFX会社によって異なりますが、
実は
国内FX会社と海外FX会社ではスプレッドを設定する仕組みが異なっていることが多いです

どちらの方がよいと決めるのは難しく、
それぞれに特徴があることなので、スプレッドの設定の仕組みによって、
国内FX会社がいいのか海外FX会社の方がいいのか、
その判断をするのはおすすめできません。

両社のスプレッド設定の仕組みの違いを理解しておくことは、
FXトレードを展開するうえで重要なことです。

固定スプレッドと変動スプレッド

スプレッドを設定する仕組みは、大きく分けて2種類に分類できます。

まず日本国内FX会社が採用しているスプレッド設定の仕組みは、
固定スプレッドと呼ばれます。

固定スプレッドの特徴は、
原則的に売りレートと買いレートの差が一定にされている点が挙げられます。

変動スプレッドで設定されるスプレッドよりも若干広くなっていることが多いですが、
幅が変動せず安定しているので、変動リスクは少ないです。

急激な相場変動の場合、スプレッドが一時的に変動することもある

一方、海外FX会社の多くが採用しているのが変動スプレッドです。
スプレッドが変動するのでリスクがあるものの、
狭い幅のときには有利にトレードができます。

ただ、急激な相場変動の際にはスプレッドも大きく変動してしまうデメリットもあり、注意が必要です。

海外FX会社特有の口座タイプの違い

また、スプレッドの設定に影響を及ぼす要素として、口座タイプの違いが挙げられます。

日本国内のFX会社では、通常口座の種類は一種類しかなく、同じFX会社なら誰が口座開設をしても同様の条件でのトレードをすることになります。

一方、海外FX会社の多くでは、
同じFX会社の中でもタイプが異なる口座を提供しています

  • 初心者向けの一般的な口座
  • 中上級者向けの判断を多く問われる口座

の開設を選択することができるようになっています。

一般向けか経験者向けか、どちらの口座がいいのか、
十分にそれぞれの口座の特徴を比較して自分に合った方の口座を選択しましょう。

一般向け口座

一般のユーザー向けの口座は、
会社ごとに内容は異なりますが、
総じて取引手数料が格安あるいは無料で活用できます

また、スプレッドは若干広めに設定されているケースが多いです。

レバレッジを高めに設定できるケースが多く、
かつ海外FX会社特有のサービスであるボーナスを得られることが多いです。

FXトレードを行う上で最低限入金しないといけない金額も低く設定されているので、
中上級者向け口座よりも敷居が低くボーナスなどのサービスも充実している口座となります。

特にこだわりがない方は、
一般向けの口座を開設することをおすすめします。

中上級者向け口座

中上級者向けの口座の最大の特徴は、
一般向け口座よりもスプレッドが非常に狭く設定されている点が挙げられます。

ただ、別途取引手数料が発生することが多いので、
単純にスプレッドのみでコストの比較をすることはできず、
取引手数料も含めて考慮しないといけません

海外FX会社特有のボーナスがない点や、
最低入金証拠金額が高いことなど、
一般口座よりも厳しい条件がいくつかありますが、
諸条件を総合的に自分で考えて判断できる経験者の場合には大きなメリットがある口座となります。

日本国内では選択肢がありませんが、
海外FX会社の多くがタイプの異なる口座を用意しているので、
自分に合っているのはどちらの口座なのかを十分に検討して、
FXトレードに生かしていきましょう。

海外FX5社のスプレッド比較

続いて、数ある海外FX会社の中でも、
日本人トレーダーの間で人気があり評価されている主要な5社におけるスプレッド設定を比較していきます。

実際に海外FX会社で口座を開設する際には、
スプレッドだけでなく他の条件も考慮に入れて総合的に判断する必要がありますが、
スプレッドが狭い業者を選択することももちろん重要な選択肢の一つです。

スプレッドが狭いことで、有利な条件でFXトレードを展開することができるので、
スプレッドが狭いに越したことはありません。

各会社のスプレッド設定を十分に比較して、
自分に合った海外FX会社を選択して口座開設を行いましょう。

BigBoss

BigBossは、海外FX会社の中でも総合的に見てバランスが取れている人気業者です。

ボーナスの充実
レバレッジ設定を高くできる
日本語サポートが充実している
スプレッドの狭さ

どれか一つが抜きんでているわけではありませんが、
総合的にまんべんなくメリットを持っている印象を受けます。

スプレッド設定は、

一般向け口座であるスタンダード口座では1.6Pips
中上級者向け口座であるプロスプレッド口座では0.6Pips

とかなりの狭いスプレッドが実現しています。

ロゴマークの小さなギャングボスがかわいらしい特徴的なデザインになっています。

▼BigBoss(プロスプレッド口座)開設はこちら
Bigboss公式サイト

XM

XMは、正式名称を「XM Trading」といいます。

日本人FXトレーダーの多くが利用する人気の定番海外FX会社です。

審査の厳しい金融当局のライセンスを保有している
日本語サポートが充実

など信頼感のある海外FX会社で、日本人が安心して使用できる環境が整っています。

XMのスプレッドは、

一般向け口座であるスタンダード口座では1.6Pips
中上級者向け口座であるZero口座では0.1Pips

Zero口座は非常に狭いレバレッジとなっています。

海外FX会社の中でも相当狭いスプレッドが使えるZero口座を活用するトレーダーの方も多く見受けられます。

Axiory

Axiroyは、標準的に主要通貨のトレードにおいて比較的狭いスプレッドが実現しており、使いやすいFX会社です。

高レバレッジ設定が可能
スキャルピングに対する制限がない
約定力が非常に高くスリッページが起こりにくい

など、
スキャルピング取引をするうえで適切な条件がしっかりと整っている会社として定評があります。

一般向け口座であるスタンダード口座では1.5Pips
中上級者向け口座であるナノスプレッド口座では0.5Pips

とかなり狭いスプレッドが提供されています。

低スプレッドを生かして
積極的なスキャルピング取引を展開したい方におすすめの海外FX会社です。

GEMFOREX

GEMFOREXは、比較的初心者の方でも取り組みやすい海外FX会社です。

ニュージーランド金融当局のライセンスを取得していて安心感もあります。
海外FX会社でありながら、

ほぼ固定のスプレッドを提供してくれる、
初回最低入金額は100円

など、初心者が初めて海外FX会社を利用する際におすすめの業者で人気があります。

GEMROFEXのスプレッドは、

一般向け口座であるオールインワン口座では1.5Pips、
中上級者向け口座のノースプレッド口座では、0.3Pips

となっています。

スプレッドの設定が比較的狭く、
固定的に安定しているなど、
初心者でも安心の魅力的なサービスを提供している海外FX会社です。

IS6FX

IS6FXは、スプレッド設定が他の業者と比べて狭いということはありませんが、
非常に高いレバレッジ設定が可能である点と、
ボーナス制度が充実しているという点で非常にメリットがあり人気のある海外FX会社です。

最大1,000倍のレバレッジ設定が可能で、
大きなリターンを目指すトレードが可能になっています。

また、頻繁にボーナス付与のキャンペーンを実施していて、
自己資金なしでレバレッジを効かせたトレードを積極的に行っていくことができます。

IS6FXのスプレッドは、

一般向け口座であるスタンダード口座では1.6Pips、
中上級者向け口座であるプロ口座では0.8Pips

となっています。

スプレッド自体は標準的な設定ですが、
他の面のメリットが大変充実している人気のあるFX会社で、利用者も多いです。

一般向け口座中上級者向け口座
BigBoss1.6Pips0.6Pips
XM1.6Pips0.1Pips
Axiory1.5Pips0.5Pips
GEMFOREX1.5Pips0.3Pips
IS6FX1.6Pips0.8Pips

 

主要通貨ペア別のスプレッド比較

スプレッドは、FX会社ごとに設定が異なることを紹介してきましたが、
通貨ペアによっても設定が異なることが多いです。

紹介してきた主要5社のスプレッドにしても、
メジャーな通貨ペアによる数値となっているため、マイナー通貨を絡めた通貨ペアの場合はもっとスプレッドが広がっていることも少なくありません。

口座開設をする前に、
自分がメインで取引をしようと考えている通貨ペア同士の各社スプレッド設定を調べておくことも重要なことです。

日本人FXトレーダーの多くがFXトレードに活用する主要通貨ペア3種類について、
各社のスプレッド設定を紹介していきます。

米ドル円

米ドル円の通貨ペアは、日本人トレーダーの多くがトレードに利用する通貨ペアです。

トレードに使用しなくとも、相場の状況を確認するうえで基準としているFXトレーダーの方も多い通貨ペアです。

一般向け口座の場合・・・
GEMFOREXの1.2Pipsが低めのスプレッド設定

中上級者向けの場合は・・・
XMによる0.1Pipsが最も狭いスプレッド設定

ただ、中上級者向け口座の場合は、
別途発生する取引手数料の規模と合わせて比較する必要があります

例えば、GEMFOREXはスプレッド0.3Pipsとなっていますが、
取引手数料が中上級者向け口座でも無料に設定されているため、
非常にコストを抑えた取引が可能になります。

ユーロ米ドル

ユーロ米ドルの通貨ペアは、
世界で最も流通している米ドルとユーロという二大通貨のペアで、
全世界のFXトレーダーが取引をしているペアになります。

ユーロドルは全世界のFXトレーダーが取引している通貨ペア

世界的にも注目度が高く、
FXトレーダー以外にも企業担当者などが常にチェックしているようなポピュラーな通貨ペアになっています。

ユーロ米ドルの通貨ペアを取引する際のスプレッド設定は、
一般向け口座の場合、各社大きな差はありません。

一般向け口座の場合・・・
GEMFOREXの1.2Pipsが低めのスプレッド設定

中上級者向けの場合は・・・
XMによる0.1Pipsが最も狭いスプレッド設定

と米ドル円と同様です。

他にはGEMFOREXとAxioryの0.3Pipsという設定が続いて狭いものになっています。

こちらも、スプレッドだけでなく取引手数料なども加味して総合的にコストを考慮して利用するFX会社を検討するようにしましょう。

ユーロ円

ユーロ円は、米ドル円に次いで日本人トレーダーの多くが注目する通貨ペアです。

米ドル円に比べて相場の振り幅が大きいため、
少ない時間で大きな利益を狙えるチャンスのある通貨とも言えます。

ユーロ円の通貨ペアのスプレッドは、

一般向け口座の場合・・・
XMやIS6FXが2.3Pipsとやや広い設定

中上級者向けの場合は・・・
XMによる0.3Pipsが最も狭いスプレッド設定

一般向け口座の場合はXMやIS6FXが2.3Pipsとやや広い設定となっていますが
他の業者はほぼ同じ水準です。

中上級者向け口座の場合は、XMが0.3Pipsと最も狭い設定ですが、
他に0.4Pipsの設定としている会社も多く、それほど大きな違いはありません。

取引手数料やレバレッジ設定など、他の条件も含めた総合的な判断が重要

 

まとめ

以上、海外FX会社のスプレッドについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

日本国内のFX会社の固定設定と異なり、海外FX会社のスプレッドの多くが変動するタイプなので、実際のトレードをする際には標準的なスプレッドで取引できないこともあります。

売買注文や決済注文を出すその都度スプレッドの確認をしてトレードに臨むことをお勧めします。

また、スプレッドだけでなく他の条件も十分に加味しながら、
総合的に使いやすい海外FX会社を選択してトレードを楽しみましょう。