海外FX会社を利用するときは、
事前に「利用者の評判」や「リアルな口コミ」を把握しておきましょう。
この記事では、
海外FX会社「BigBoss」の評判やメリット・デメリットをまとめて紹介します。
BigBossってどんな会社?
BigBossは、2013年にFXのサービスを開始し、
2016年に日本人向け海外FXサービスを展開した比較的新しいFX会社です。
Prime Point LLC社が設立・運営している海外FXブランドで、
セントビンセント及びグレナディーン諸島においてIBC(インターナショナル・ ビジネス・コーポレーション)として正式に登録されています。
BigBossとは?
2013年 FXサービス開始
2016年 日本人向け海外FXサービスを展開
Prime Point LLC社が設立・運営している海外FXブランド
セントビンセント及びグレナディーン諸島においてIBC正式登録
狭いスプレッド水準、約定スピードの速さ、充実のボーナスなどから日本でも利用者が多い人気の海外FX業者
新興業者ですが、他社に負けない狭いスプレッド水準とハイスペックな約定スピードを背景に、専業トレーダーやシステム運用者から高い支持を集めています。
会社情報
運営会社 | Prime Point LLC |
設立 | 2013年7月 |
登録住所 | セントビンセント・グレナディーン諸島 1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines |
金融ライセンス | SVG FSA:セントビンセント・グレナディーン金融庁 (登録番号:380 LLC 2020) |
( https://www.bigboss-financial.com/about )
BigBossの評判
BigBossは比較的新しい会社ですが、
トレード環境も日々良くなってきているので、
今後の成長に期待の持てるブローカーです。
日本語サポートもしっかりしているため、英語に自信がない方でも安心して始められます。
また、面倒な本人確認を省略して取引を始められたり、
ハイレバレッジでの取引ができたりと、評価も上がってきています。
さらに、入金方法も豊富で、特に国内銀行送金ができる点は魅力的です。
取引ボーナスもあり、
取引量の多いトレーダーからは高い評価を得ています。
定期的にサーバー増強も行っているので、
約定スピードも絶えず向上しています。
ただし、現段階では、信頼性や安全性など、いくつかオススメしづらい点もあります。
BigBossの口コミ
BigBossの口コミでは次のような意見がありました。
- 最大555倍のレバレッジを効かせてポジションを持つことができ、また取引に失敗してマイナスになってしまったとしても追証を入金する必要がないので安心。
- 約定力が高い。特に、経済指標が発表されても揺るがない安定した高速約定が実現されているのは利用価値がある。
- クイック口座開設にかかる時間はわずか3分で、気軽に始められた。
- 約定拒否や出金トラブルも1度もありません。
- 日本人サポートの対応はかなり優れていて、わかりやすく説明してもらった。
- 入金キャンペーンを利用すればお得にトレードできる。
BigBossの8つのメリット
BigBossの主な特徴は、
「最大レバレッジ555倍」「取引ごとのボーナス発生」「日本語完全対応」などが挙げられますが、以下に詳しくみていきます。
- 最大レバレッジ:555倍
- ロスカット水準:20%
- 即時、口座開設OK
- 取引量に応じたボーナスがもらえる
- 最大100%入金ボーナス有(不定期実施)
- 国内入出金が可能
- 高い約定力
- 質の高い日本語サポート
最大レバレッジ:555倍
BigBossのFXの口座タイプは、「スタンダード口座」と「プロスプレッド口座」の2種類です。
2つの違いは最大レバレッジ・取引手数料・スプレッドのみで、ほかの取引条件は共通です。
スタンダード口座は、取引手数料が無料である代わりにスプレッドが広く、レバレッジは25〜555倍で変更できます。
一方、プロスプレッド口座は、取引手数料が10万通貨あたり片道4.5ドルかかりますがスプレッドは狭く、レバレッジは555倍固定です。
【スタンダード口座】
取引手数料:無料
スプレッド:広
レバレッジ:25〜555倍で変更可
【プロスプレッド口座】
取引手数料:10万通貨あたり片道4.5ドル
スプレッド:狭
レバレッジ:555倍で固定
また、どちらの口座も最小取引数量は0.01ロット(1,000通貨)なので、
少ない資金から取引を始めることができます。
スタンダード口座とプロスプレッド口座のスプレッド比較
通貨ペア | スタンダード口座 | プロスプレッド口座 |
USD/JPY | 1.5~1.7pips | 0.4~0.6pips |
EUR/JPY | 2.0~2.3pips | 0.9~1.1pips |
CAD/JPY | 2.2~2.5pips | 1.2~1.4pips |
AUD/JPY | 1.8~2.1pips | 0.9~1.3pips |
CHF/JPY | 3.2~3.4pips | 1.8~2.2pips |
GBP/JPY | 2.5~2.7pips | 1.1~1.6pips |
NZD/JPY | 2.8~3.0pips | 1.5~1.8pips |
EUR/USD | 1.9~2.0pips | 0.7~1.0pips |
ロスカット水準:20%
ロスカット率(証拠金維持率)は20%で、
海外FX業者としてはかなり一般的な水準です。
しかし、最大レバレッジでポジションを持ち、相場が予測と逆行したとしても、
すぐにロスカットされる心配はないので安心です。
即時、口座開設OK
口座開設には「クイック口座開設」と「通常口座開設」があります。
通常、口座開設には本人確認書類と住所証明書類の2つが必要ですが、
クイック口座開設は書類審査を後回しにして口座開設ができます。
そのため、思い立ったら3分程度の時間で取引を開始することが可能です。
取引量に応じたボーナスがもらえる
1ロットの取引ごとに4.00ドル相当のボーナスがもらえます。
各週で取引の合計ロット数を算出し、合計ロット数に応じて取引ボーナスが付与されます。
ただし、Creditとして取引にのみ使用できるもので、出金することはできません。
取引量の多い方は、実質的なスプレッドが狭くなるのと同義なのでメリットがあります。
最大100%入金ボーナス有(不定期実施)
BigBossでは、不定期で入金ボーナスを頻繁に実施してます。
2021年7月現在、
『FXトレードバトル 投票キャンペーン』を開催しています。
- 100%入金ボーナス(上限1,000ドル)
- FXトレードバトルボーナス
※期間は2021年8月31日まで
過去には、
2019年~2020年にかけての年末年始には、
最大で入金額の100%ボーナスを受け取れるキャンペーンも開催していました。
ボーナス付与率やボーナス上限は開催されるキャンペーンによって変わりますが、
コストを削減して取引したい方にはオススメです。
国内入出金が可能
BigBossは入出金方法が多彩で、「クレジットカード」「オンラインウォレット」「仮想通貨」「国内銀行送金」「海外銀行送金」の5種類に対応しています。
カード入金・・・即時反映
国内銀行送金・・・最短30分
ビットコイン・・・約30分程度
で反映されるので、
取引のタイミングを逃すことがありません。
また、国内銀行の出金ができるメリットはなんといっても着金のスピードです。
通常、海外銀行送金だと3~5営業日かかるところ1~2営業日で済むからです。
ただ、注意しなければいけないのが、
入出金のルールが独特であったり、
入金の際は振込名義人の欄に必ず「ローマ字表記の名前+口座ID」を
記入しなくてはならない点です。
高い約定力は高評価
注文と決済のスピードが速く、トレードにストレスを感じないのは魅力です。
世界の主要銀行などが利用する世界有数のデータセンターである
Equinix社にサーバーを設置しているので、高速通信が可能になっています。
また、EAに最適化した新サーバーを導入していることも見逃せません。
質の高い日本語サポート
BigBossのカスタマーサポートは、
メール・専用フォーム・ライブチャットの3種類
です。
日本人スタッフが5名在籍し、しかもFX業界での経験が豊富なので、
メールとライブチャットにて的確なトラブル対応をしてくれます。
ライブチャットなら迅速に対応してもらえるので、
ストレスなくコミュニケーションを取ることができます。
また、公式ホームページも完全に日本語化されており、読みやすくなっています。
BigBossの5つのデメリット
BigBossのデメリットについても、以下にみていきます。
なお、公式ホームページは日本語化されていますが、
情報量が少ないというのが欠点のひとつかもしれません。
- 信頼性:低め
- FX通貨ペア数:41種類(少なめ)
- マーケット情報がない
- プラットフォーム:MT4のみ
- ゼロカットの適応条件があいまい
信頼性:低め
BigBossはもともとニュージーランドライセンス(FSCR)を所持していたが、
現在はSVG IBCの登録だけです。
FSCRの資格を失ったことにはなにかしらの理由があるはずです。また、セントビンセント・グレナディーン諸島のライセンスはマイナーで、信頼性は低いといえます。
さらに、資産管理は分別管理だけで、信託保全はされていません。
トレーダーの運用資金と同額の資金は確保されているものの、
もし倒産した時に必ずしも資金が返却される保証があるわけではないのです。
また、どの銀行でどのように分別管理をしているかの情報も明らかになっていないので、
その点に関して不安も残ります。
FX通貨ペア数:41種類(少なめ)
取り扱っているFXの通貨ペアは41種類と、海外FX業者にしては少ないほうです。
また、原油や日経225・ダウ・NASDAQなどのCFD銘柄の取り扱いも8銘柄しかありません。
マイナー通貨での取引を望むなら物足りないでしょう。
とはいえ、クロス円通貨や日経225CFDなどはカバーしているので充分だといえます。
FX通貨ペア | AUD/CAD AUD/CHF AUD/JPY AUD/NZD AUD/USD CAD/CHF CAD/JPY CHF/JPY EUR/AUD EUR/CHF EUR/GBP EUR/JPY EUR/NZD EUR/SGD EUR/USD GBP/AUD GBP/CAD GBP/CHF GBP/JYP GBP/NZD GBP/USD NZD/CAD NZD/JPY NZD/USD USD/CAD USD/CHF USD/JPY USD/SGD |
インデックスCFD | N225(日経225) NDX(NASDAQ100) SPX(s&p 500) UK100(FTSE100) WS30 (ダウ30) など |
マーケット情報がない
BigBossには、情報系や勉強のためのコンテンツ、本格的な為替レポートやニュース配信などはありません。
マーケット情報の収集には国内FX業者を活用した方が良いといえます。
プラットフォーム:MT4のみ
取引に対応しているプラットフォームはMT4のみなので、
MT5やcTraderなどほかのプラットフォームを利用したい場合は避けるようにしましょう。
ゼロカットシステムの適用条件があいまい
BigBossでは追証なしのゼロカットシステムを採用していますが、その適用条件があいまいで、場合によってはゼロカットシステムが適用されません。
その適応条件とは、
指標発表時などの、市場の変動性が高い時間帯を狙った取引
当社の判断により公平性の欠けるお取引をされた場合
の3つなります。
上記の3つの中の「公平性の欠けるお取引をされた場合」の定義があいまいです。
つまり、BigBossの判断ひとつで、
BigBossにとって都合の悪い取引は追証の請求ができることになります。
今までにそのような報告はないものの、今後の取引に不安も残ります。
BigBossのハイレバレッジを活用する取引をしよう!
ここまでBigBossの評判・メリットとデメリットについて説明してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
- BigBossは新しい会社ながら狭いスプレッドや約定スピードにより人気
- 海外業者だが日本語サポートも充実
- ボーナスが豊富
- 口座開設および入出金がスピーディ
- MT4以外だと×
- デメリット面は、ライセンスの信頼性やゼロカットの条件
BigBossは最大555倍のハイレバレッジで、口座残高によるレバレッジ規制が施されることもないので、大口のロッドでのスキャルピングにも向いています。
約定能力も高く、ボーナスをうまく活用すればコストを削減して効率的に利益を上げることも可能です。
また、日本語サポートもしっかりしているので安心して取引することもできます。
デメリットを挙げると、ライセンスの信頼性が低いことや、
信託保全が設定されていないこと、ゼロカットの条件にあいまいさが残ることを考えると不安は残りますが、本人確認を後回しにしてすぐに取引を始められることや、多彩な入金方法があることは、チャンスを逃すことなく取引できます。
最悪失っても良い金額を預けて積極的に運用するのには、
BigBossは最適ではないでしょうか。