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海外FXが国内FXよりスプレッドが広い仕組みと理由【初心者必見】

日本国内のFX会社が設定するスプレッドに比べ、海外FX会社が設定するスプレッドの方がかなり広い傾向にあります。
これには、両社の注文方式の違いが影響しています。

この記事では、海外FX会社のスプレッドが広い理由と、比較的狭い設定をしているおすすめのXMについて紹介します。

スプレッドとは?

そもそもスプレッドとはどんなものでしょうか。
スプレッドは、FXトレードを行なう上でしっかりと理解をしておきたい、基礎的な事項です。FX会社ごとにスプレッドの設定は異なるので、海外FX会社も含めた様々な業者のスプレッドを比較して、利用するFX会社を決めるトレーダーの方も数多くいます。

BidとAskのレート差

スプレッドとは?
売りレートと買いレートとの差額のこと

FXトレードにおいては、

売りレート=Bid
買いレート=Ask

と呼び、トレード画面においても明確に表記されています。
一般的に、Bidの方がAskよりも少ない数値を表示しています

仮に、ある通貨ペアを買い、即座に売るという手続きをした場合は、
スプレッドに見合う金額が損失として計上される結果となります。

例)
USD/JPYの通貨ペアで、
Ask:110.555の時に
1,000通貨分の買いポジションを持ち、
同時に売り決済を行なった場合・・・

その時のBid:110.550だとすると、
この事例で利用した
FX会社のUSD/JPY通貨ペアの
【スプレッド】

110.555ー110.550=0.005 (0.5銭)
になり、

【損失】
1,000×0.005=5円

という結果となります。

FXトレードにおいて、売りレートと買いレートには差があることを理解しておきましょう。

実質的なFX会社の手数料

スプレッドは、実質的にはFX会社が収受する手数料収入となります。
AskとBidの間のレート差により、FX会社は手数料収入を得ていることになります。
トレーダーの感覚としては、手数料として目に見えた負担には見えないので、手数料を負担しているようには感じませんが、FX会社からすれば非常に重要な収入源となっています。FX会社は、多数のトレーダーの売買注文を同時に扱っているため、売りと買いのレート差は、しっかりと収入源として収受できています。

スプレッドにより、FX会社側は手数料収入を獲得している

海外FX会社のスプレッドが広いのはなぜ?

一般的に、海外FX会社が設定するスプレッドの方が、日本国内のFX会社が設定するスプレッドよりも広いケースが多いです。
スプレッドは、FX会社がそれぞれの戦略で決めることができるので、集客のためにはスプレッドを狭くすると、トレーダーに対するアピールとなり、利用者を増やすことにつなげられます。
しかし、海外FX会社にはスプレッドを狭くすることができない理由があります。
ではその理由とは何かを解説していきます。

注文と取り扱い方式の違い

海外FX会社の多くが広めのスプレッドの設定をしている最大の理由は、トレーダーから受ける注文の取り扱い方式が異なることにあります。
トレーダー側からすると、FX会社の注文の取り扱い方式の違いは目に見えることはないので、自覚のない部分です。
しかし、スプレッドの設定において、非常に大きな意味を持つ事項です。
海外FX会社の大半と、日本国内FX会社では、この注文方式が大きく異なります。

国内FX会社はDD方式がメイン

国内FX会社のほとんどが、『DD方式』という手法を用いています。

DD方式とは?
トレーダーから受けた売買注文をそのままインターバンク市場に流すか、
FX会社側で相対取引をして相殺するかを、
FX会社のブローカーの裁量で決める方式

DD方式で相対取引をした場合、
トレーダーの損失がそのまま逆にFX会社の利益となります

FX会社とすれば、スプレッド以外に相対取引で利益を獲得することができるので、スプレッドだけに固執する必要がなくなります。
国内FX会社が採用するDD方式は、FX会社にとっては、裁量次第でスプレッド以外でも利益を獲得することができる方式といえます。

海外FX会社はNDD方式がメイン

一方、海外FX会社のほとんどが『NDD方式』という注文方法を採用しています。

NDD方式とは?
トレーダーから受け取った売買注文を
そのままインターバンク市場に流す方式

FX会社側としては、FXトレードにおける収入は、実質的にスプレッドからのものしかなくなってしまうことになります。

そうなると、スプレッドの幅を広げて利益単価を上げないと、経営が成り立たなくなってしまいます。NDD方式を採用するFX会社はいかにトレーダーに多くトレードを実践してもらうかにより収益のボリュームが決まってきます。

そのため、積極的にトレーダーを支援する体制が充実している海外FX会社が多くなっています。海外FX会社の多くがNDD方式を採用しているため、唯一の収入源であるスプレッドを広く設定する会社が多くなっています。

スプレッドだけでFX会社を決めるのはもったいない

FXトレードを開始するにあたり、FX会社で口座を開設する必要があります。
多くの数があるFX会社の中から、利用する会社を選択しなくてはいけません。

多くの方が選択の基準としてスプレッドが狭いかどうかに注目します。
確かに、スプレッドが狭いFX会社を選択した方が利益を得やすくなるのは事実です。
しかし、スプレッドの狭さ以外にも、FX会社の魅力を決める要素はたくさんあります

あらゆる要素を総合的に判断して自分に合ったFX会社を選択しましょう。

高い倍率のレバレッジ設定

FXトレードの醍醐味は、レバレッジを利用して少額の資金でも高額の通貨単位のトレードをすることができる点にあります。

大きな利回りを獲得するためには、レバレッジの活用が欠かせません
日本のFX会社でももちろんレバレッジを活用したトレードをすることができますが、日本国内ではレバレッジの倍率設定は最大25倍までという規制がかけられています。

国内FX会社はレバレッジが低い(最大25倍)

これは日本独自のルールで、金融庁が定めたルールとなっています。
一方、海外FX会社には日本当局のような規制はなく、FX会社ごとに自由に最大レバレッジの倍率を設定することができます。
海外FX会社なら、100倍以上のレバレッジをかけて取引できる会社はたくさんあります。

海外FX会社はレバレッジが高い(100倍以上)

自分で資金管理をきちんとできないと危険な取引を行なってしまうことも考えられるので、FX初心者にはおすすめできませんが、経験を積みリスク管理ができるようになったら、スプレッドに注目するだけでなくレバレッジを高く設定できる海外FX会社を利用することも有効な戦略です。

 

ゼロカットの制度

海外FX会社の多くが、『ゼロカット』と呼ばれる制度を導入しています。
これは、日本のFX会社で導入されているロスカットと感覚的には近いですが、場合によってはとてもお得な制度です。

日本国内FX会社で採用されている『ロスカット』は、一定の証拠金率に達した時に保有するポジションが強制的に決済され、含み損をすべて確定させられてしまうものです。

ロスカットとは?
一定の証拠金率に達した時に、
保有するポジションが強制的に決済され、

含み損をすべて確定させられてしまう制度

50%の証拠金率に達したらロスカットを執行する設定をしているFX会社が多いです。
急激な相場変動で、50%を下回って決済がされた場合、
50%を下回った部分もトレーダーの負担となり、場合によっては追加の証拠金を支払って損失を補填しないといけなくなる可能性があります

一方、海外FX会社が採用しているゼロカット制度は、
証拠金率が0%になった時点で強制的にポジションが決済されます。

ゼロカットとは?
急激な相場変動により、
ロスカットの水準を下回った部分の過剰な損失を

トレーダーではなくFX会社側が負担するサービス(海外FX限定)

しかし、0%を下回って決済された場合においても、
0%を下回った部分については損失を補填する必要はなく、FX会社側で負担してくれる制度です。

ゼロカット制度のおかげで、海外FXの方がより積極的なトレード展開が可能

ボーナスの制度

海外FX会社特有のサービスの一つに、ボーナスの制度があります。
ボーナスとは、自分で投入した資金に加えて、証拠金として利用することができるFXトレード専用の資金です。
多くのFX会社では、口座開設時や追加証拠金入金時にボーナスが提供されます。

例)
【通常の場合】
証拠金を10万円投入
10万円の証拠金でトレード

【ボーナス有の場合】
証拠金を10万円投入
ボーナス10万円入手
20万円の証拠金でトレード

あくまでトレード専用の証拠金として活用できるので
ボーナスのみで出金手続きをすることはできない点は注意が必要

ボーナスを活用すれば、より少ない資金でも十分な証拠金を扱って取引をすることができます。

海外FX会社の中ではXM Tradingがおすすめ

海外FX会社には、スプレッドの広さを補って余りあるメリットがあることを紹介しましたが、やはり海外の会社で口座開設をして取引をすること自体に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
事実、海外FX会社の中には、出金申請に応じなかったり、適正なトレードを提供しない悪徳な業者も中には存在しています。
十分に利用する会社を比較して選択しないと、不利益を被ってしまう可能性があるので注意が必要です。海外FX会社の中で特におすすめなのが『XM Trading』です。

XM Tradingオススメポイント
  • 最大レバレッジは888倍
  • 口座の種類によってはスプレッドが非常に狭い
  • 充実したボーナス制度
  • 各国の金融当局からの認可

日本のFXトレーダーの多くが利用する海外FX会社で、信頼性が十分にあり安心して海外FXの魅力を堪能することができます。

最大レバレッジは888倍

XMが提供する最大レバレッジ設定は、なんと888倍です。
1万円の証拠金があれば、888万円相当のトレードを行なうことができます。

例えば、1万円の証拠金で保有できるUSD/JPYのポジションを想定します。
換算レートが105円だったとすると、1万円×888÷105=84,571.42となり、およそ84,000通貨単位のトレードをすることができます。
888倍ものレバレッジを効かせた取引をすれば、少額の資金でも十分に高い利益を狙えるチャンスがあります。

ただし、資金管理をきちんとしないと一気に資金が吹き飛んでしまうリスクもあります。
まずは資金管理ができるようになってから、XMの高いレバレッジを活用することをおすすめします。

口座の種類によってはスプレッドが非常に狭い

XMが提供するスプレッドは、国内FX会社が提供する非常に狭いスプレッド設定に比べるとやはり広いといわざるを得ません。

しかし、XMが提供する口座の種類の中には、国内FX会社にも劣らないスプレッドの狭さを実現したものがあります。

XMでは、スタンダード・マイクロ・ゼロの3種類の口座が選択できますが、
このうち、ゼロ口座が提供するスプレッド設定は非常に狭いレート設定がされています

ゼロ口座を選択すると、追加証拠金の入金額の単位が大きくしないといけないことや、他の口座種類ならもらえる追加入金時のボーナスがもらえないなどデメリットもありますが、狭いスプレッドで取引をしたい方におすすめです。

XMでは「ゼロ口座」を選択すれば狭いスプレッドのトレードも可能

充実したボーナス制度

XMでは、ボーナスの制度が非常に充実しています。
口座開設時と追加証拠金入金時、およびトレードの都度ボーナスをもらうことができます。

新規口座開設:5,000円のボーナス支給
証拠金の入金:最大$5,000相当を上限としてボーナス支給

この上限枠は、不定期で更新され、再度入手できるようになるので非常にお得です。

さらに、トレードごとにXMポイントが支給され貯めていくこともできます
貯まったXMポイントは、ボーナスに換算して証拠金として活用できたり、換算率は悪くなるものの、現金に換金して出金することもできます。

XMでは充実したボーナス制度の利用で有利なトレード展開が可能

各国の金融当局からの認可

海外FX会社を選択することを躊躇する方の多くが、本当に信頼できるのか不安に感じるケースが多いです。
しかし、XMは非常に信頼感のある海外FX会社なので安心して利用できます。

XMは、様々な国家の金融当局からの認可を得ています。特に審査が厳しいことで有名なイギリスの金融当局からの認可を得ているため、世界的な視点で見ても非常に信頼性が高いことが保証されています。

安心して利用できる海外FX会社を探すなら、XMは大変おすすめできる信頼感のある会社です。

 

まとめ

ここまで海外FX会社のスプレッドの広さについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

海外FX会社のスプレッドは、注文型式が異なることから、広く設定せざるを得ないことは事実です。
しかし、海外FXならではの多くのメリットがあるので、スプレッドだけでなく総合的に比較をして、自分に合ったFX会社を選択しましょう。

海外FX会社の中でも信頼感のある会社を利用したい方は、レバレッジの高さ、ボーナス制度の充実など、メリットがたくさんある海外FX会社の利用を検討してみてください。