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海外FXで出金をスムーズに行う方法とは?出金拒否にならないよう注意するポイントとおすすめの方法を紹介!

海外FX会社に預けている資金を出金する際には、どんな方法があるのでしょうか。
入金方法と同様、出金にもいくつかの方法があり、それぞれに注意するべきポイントがあります。場合によっては出金拒否を受ける可能性もあります。

この記事を参考に、海外FX会社から出金をする際の自分に合った方法を見つける手掛かりにしてみてください。

海外FX会社との入出金手段

海外FX会社の口座に入出金の手続きを行なう方法はいくつかあります。
自分に合った方法を選択して、手続きを行なう必要があります。
これまでの送金がメインであった方法に比べ、近年は仮想通貨やカード決済の手段が主流になってきており、資金の移動にかかる時間もコストも大幅に軽減されるようになりました

クレジットカード・デビットカード・ビットコイン

海外FX会社の口座と資金のやり取りをする方法のうち、非常に便利な手法として近年主流となりつつあるのが、クレジットカードやデビットカード、ビットコインです。
クレジットカードやデビットカードは、VISAやMASTERCARDなど世界的なブランドであれば、ほとんどの海外FX会社で入出金手段として利用することが可能です。
また、近年利用者が増えてきている、仮想通貨のビットコインを入出金手段として利用する海外FX会社が増えてきています。

いずれも手数料が安く、資金移動が確定するまでに要する時間がかなり短いので、人気の手法として多くの方が利用するようになりました。
今後もますます利用者が増えていきそうな、便利でリーズナブルな入出金手段です。

国内・海外送金

以前は、海外FX会社との資金のやり取りをする際には、送金手続きを取ることが一般的でした。送金額に制限はなく、特に難しいルールもないので、しっかりと口座情報さえ確実に手続きをすれば、資金のやり取りを行なうことができます。
ただ、国内・海外送金にはかなり高い手数料が発生することと、着金までに時間がかかるデメリットがあります。
以前は、他に手段がないために多くのトレーダーが送金手続きを行なっていましたが、現在は他の手段を選択するトレーダーが多くなっています。
ただ、海外FX会社を利用してトレードを行ない獲得した利益部分に関しては、会社によっては海外送金でしか出金手続きをとることができない場合も多いので、利用する機会は少なくありません。

電子決済サービス

海外FX会社の口座で資金の入出金をする方法は他にもあります。
近年は、電子決済サービスを利用した入出金が隆盛を帯びています
電子的な通貨を利用した入出金手段で、時間もかからず手数料負担もかなり少なく済むケースが多いです。
準備に一定の手続きが必要にあるケースが多いというデメリットもありますが、今後ますます利用される機会が増えそうな入出金手段となりそうです。

入出金方法に関しては、以下により詳しい解説が行われているので参考にしてみてください。

ビットコインでも入出金可能!海外FXの入出金方法と注意点https://www.fxplus.com/blog/osfx/18050901.html

 

海外FX会社から出金拒否を受けるケース

海外FX会社の口座に残っている資金を出金しようとしたときに、海外FX会社から拒否されるケースがあります。
出金拒否を受けるケースには様々な要因が考えられますが、利用するトレーダー側に問題があるケースが大半です。
ただ、もし海外FX会社側の意図的名拒否をしている様子がうかがえた場合は、資金が損なわれる可能性が高く大変危険です。
出金拒否のケースをよく理解し、適切に対処することが求められます。

悪意のある出金拒否を避けるには?

海外FX会社から出金拒否を受けるケースの大半が、トレーダー側の認識不足であることが多いのですが、時に意図的に出金拒否をする悪意のある業者が存在します。
海外の会社を利用する危険性を考えず、業者のことをよく調べずに海外で口座を作る怖さが存在します。
悪徳な業者に引っかかってしまった場合は、投入した資金が返ってくる可能性は非常に低くなります。

海外FX会社で口座開設をする際には、信頼性があり安心してトレードをすることができる業者かどうかをきちんと見極めることが重要です。

海外FX会社で口座開設をする際には、信頼性できる業者を

海外FX会社ルールに沿っていない出金手続き

中には悪意のある海外FX会社に引っかかってしまったケースで、意図的な出金拒否を受けることもあり得ますが、実際は出金拒否が起こるケースの大半がトレーダー側の問題だといわれています。
トレーダー側が出金に関するルールを理解しておらず出金拒否が発生することが多いです。
海外FX会社によってさまざまに定められている出金に関するルールをきちんと理解して、確実に出金手続きがとれるようにしておきましょう。

出金に関するルール
  • 出金方法の優先順位
  • カード類>ビットコイン>bitwallet・銀行送金の順
  • ボーナス部分の取扱い

出金方法の優先順位

海外FX会社から出金を受ける際には、その方法に優先順位が設定されています。
マネーロンダリングを防止する目的で定められていることが多いルールといわれています。

優先順位は、
①クレジットカード/デビットカード、
②ビットコイン、
③bitwalletや銀行送金となります。

例)
取引の最初に
クレジットカード:5万円、
ビットコイン:4万円、
銀行送金:6万円、
(5+4+6)=合計15万円
上記資金を海外FX口座に投入

トレードをした結果、
10万円の利益を獲得し、
(15+10)=合計25万円
総額25万円を出金申請した場合・・・・

優先順位で、かつ入金額がそれぞれの出金手段の限度額となるので、
クレジットカード:5万円、
ビットコイン:4万円の返金扱いで出金
残りの16万円は銀行送金で受け取ることになります。

 

ボーナス部分の取り扱い

海外FXの特徴として、ボーナスという制度があります。

ボーナス制度とは?
証拠金入金の際や口座開設の際に付与されるもので、
証拠金としてトレードに活用することができるサービス

このボーナス部分は、口座管理上は証拠金に加算されていますが、出金をすることができない部分となっています。このため、ボーナス部分を含めた金額を出金しようと申請しても、ボーナスの部分に関しては出金を拒否される結果となります。

ボーナス部分は、出金することができない

海外FX会社によっては、口座残高の中でボーナス部分と賞味金銭部分とを分離して分かりやすくしてくれていることが多いですが、そうなっていない会社も多いので、出金申請の際にはボーナス残高を意識しておく必要があります

出金方法ごとの特徴と注意点

海外FX会社から資金を出金する方法はいくつか用意されていますが、それぞれに特徴があり、メリットとデメリットがあります。
それぞれの出金方法の特徴をしっかりとつかみ、自分に合った出金方法を見つけて活用しましょう。比較するポイントは、着金されるまでのスピードと手数料の面です。

クレジットカード・デビットカード

クレジットカードやデビットカードへの出金は、実質的にはリファンドの形式となります。

すなわち、クレジットカードのショッピング利用枠、あるいはデビットカードの一日当たりの利用限度額を使って口座への入金手続きをした金銭を、返金してもらう形式となります。したがって、もともと入金した以上の金額はリファンドしてもらうことは当然できません。入金額が出金限度額となります。
出金手続きにかかる時間はかなり短く、申請の当日中、あるいは遅くとも翌日中に着金してもらうことができるので、非常に有効な出金手段として広く利用されるようになりました。

ビットコイン

仮想通貨であるビットコインを出金手段として指定した場合も、クレジットカードなどと同様返金を受ける形式となるため、ビットコインを使って入金した金額が出金手続きができる限度額となります。
出金手続きのスピードも早く、手数料も格安なのでおすすめの出金手段ではありますが、換算相場について考慮する必要があります
ビットコインと日本円の間では常に相場が変動していますので、入金した時の相場と出金した時の相場は異なります。
場合によっては大きな損失を被る可能性もあるので注意しましょう。

bitwallet

電子決済サービスのbitwalletでも出金手続きを取ることが可能です。
bitwalletの特徴は、非常に迅速な手続きスピードとコストの安さにあります。

出金手段は銀行手続きのみになりますが、特に大きなデメリットは存在しません。bitwalletの利用手続きの手間がかかることはネックではありますが、一度設定をしてしまえば非常に簡単かつ便利に利用できるので、今後どんどん利用が増えていくであろう出金方法となりそうです。

国内・海外送金

国内銀行を経由して、あるいは海外から直接送金をしてもらって出金する方法があります。従来の海外FX会社との資金やり取りにおいては最もポピュラーな方法でしたが、今では他の便利でコストがかからない手法の方がメインになってきています。

国内・海外銀行送金のメリットは、どのFX会社でも対応が可能で限度額が設定されていない点があげられます。
しかし、それ以外の部分に関してはデメリットが非常に大きいです。
手数料が高く、着金までの時間が非常に長くかかってしまいます。
国内・海外銀行送金を利用する際にはデメリットもよく理解し、頻繁に実施することはコストが無駄なのでやめましょう。

手数料の高い国内・海外送金は、頻繁利用には不向き

おすすめの出金方法とは

海外FX会社から出金する際のおすすめの方法とはどれでしょうか。

人それぞれ最も理想的な出金方法は異なりますが、
コスト面と手続きのスピード面を考えると、bitwalletのような電子決済サービスが最も理想的です。
コストが安く、多くの海外FX会社で即時に出金手続きが完了します。

デメリットといえば、専用口座の開設など手続きが面倒ではありますが、一度手続きをしてしまえば簡単に出金手続きができるので、海外FX会社の利用頻度が多い方はぜひ検討してみてください。

トータル的に電子決済サービスがオススメ◎

XM Tradingでの出金ルール

海外FX会社の中でも日本人トレーダーに支持されているXM Tradingにおける出金方法について紹介します。
XM Tradingは、海外FX会社の中でも特に信頼性が高く、安心して利用ができるおすすめの海外FX会社です。出金に関しても明確なルールが定められていて、もちろん不正な出金拒否などは全くありません。
海外FX会社の中から安心して利用できる会社が見つけられない方は、ぜひXMを利用してみましょう。

入金と同一手段・優先順位

XMでは、入金と同一手段での出金手段が指定されます。
XMへの入金方法は、クレジットカード/デビットカード、bitwallet、海外送金などの手段が適用可能ですが、出金する際には入金手段と同一手段で出金を受けることになります。

例えばクレジットカード入金を行なった資金をbitwalletでの出金を指定してもエラーとなります。また、複数の入金方法を使用していた場合は、優先順位に基づいて出金手続きがなされます。

複数入金方法使用の場合の優先順位
  1. クレジット/デビットカード
  2. bitwallet
  3. 海外送金

上記のように、複数使用していたらカード類・bitwallet・海外送金の順番に従い出金がなされます。

優先順位に合ってない出金手段を指定するとエラーになるので要注意

手数料の優遇

XMでは、出金に際してかかる手数料が非常に優遇されています。
なんとすべての手続きにおける手数料を無料としています。
これは他の海外FX会社と比較しても非常に破格の対応となっています。

ただ、海外送金に関しては、送金元で発生する手数料はXM側が負担してくれますが、日本の着金側の被仕向送金手数料はトレーダー側の負担となってしまうので注意が必要です。

したがって、海外送金以外の手段を選択した場合は、手数料が無料となっています。

海外送金以外の手段は手数料無料

海外FX会社の中でも非常に珍しい、大変お得なサービスとなっています。
また、XMではボーナス制度が充実していますが、他の海外FX会社と同様ボーナス部分の出金手続きは不可能となっていますので、注意する必要があります。

まとめ

ここまで海外FX会社の出金方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイント
  • 海外FX会社への出金方法の各特徴
  • 出金拒否を避けるには信頼できる業者を
  • 国内銀行・海外送金は手数料が高い
  • 総合的には電子決済サービスがオススメ

海外FX会社へ出金申請をする方法はいくつかあります。
手続きの手間や着金までの時間、手数料などを総合的に考えて、自分に合った海外FX会社を選択しましょう。

また、海外FX会社で口座開設をする際には、必ず信頼に足るFX会社かどうかを十分にチェックしないといけません。
これは海外FX会社の場合、資金を持って逃げられても追いかけることが非常に難しくなるためです。

そのため、海外FX会社の信頼性(正規登録業者か)や日本語に対応しているか、利用者の口コミなどの評判を事前にリサーチしてから口座開設したほうがより安心してトレードに利用できるでしょう。